2025年3月20日に発表された来年度当初予算案は、総額は1324億円で過去最大になりました。前年比14.4%増という大変に意欲的な予算案です。この増加率も過去10年間で最大になっています。
この予算案は大幅増が話題性があるためか越谷市としては珍しく全国紙にも取り上げられました。
防犯カメラを300台設置し、個人や自治会が設置する場合にも一部を補助するなどの施策がとられるようですので、北越谷一丁目自治会としても積極的に利用すべきでしょう。
さらに非常に興味深い予算項目は、下記のようなIT関連項目への戦略的予算配分です。
- AI統合管理システムの構築
建設許可申請処理時間を従来の3日間から2時間に短縮する自然言語処理エンジンや公共施設のエネルギー消費を最適化するIoTセンサーネットワークの整備。 - 市民向けデジタルサービスの拡充
3Dアバターによる仮想窓口システムとブロックチェーンを活用した証明書発行基盤の新規導入。特に注目されるのはメタバース空間を活用した都市計画説明会の実施で、若年層の市政参加率を現行の12%から30%へ引き上げることが目標。
各種の申請がネット上で行われるだけでなく、住民説明会などもメタバース空間で行おうとしているようです。
下記の越谷市ホームページに掲載されていますのでご参照ください。(お世辞にもわかりやすいとは言えませんが)
なお、これから議会でこの予算案が審議されますので変更される可能性があります。