2024年3月2日(土)10:00から自主防災訓練を実施しました。

一名のお子様を含めて36名の方が参加しました。本年元日に発災した能登半島地震でも、ご近所の方が助け合って、初期の救助活動や避難所で生活されています。いつ起こるかわからない災害に備えて、自治会の防災訓練はますます重要になってきています。

従来の自主防災訓練では、いつも同じ人(主に役員)が実際の作業を進めて他の方々はそれを見学する形が主でしたが、現実の災害発生時にはその役員が参集できるとは限りませんので今回はそれを変更し事前に担当を決めずに自主的に各作業を実施する方法にしました。

また、風が強かったため万一の火災を防ぐため、公園での炊き出し訓練を中止し自治会館の厨房での調理に変更しました。

1)最初にまず防災倉庫から防災備品を搬出しました。

搬出した防災用品は、主に以下のものです。
 発電機、照明器具、リヤカー、非常用トイレ、トイレ用テント、大型テント、救助工具箱、担架など

2)次に搬出した用品を、それぞれで自主的に組み立てました。

下記は、非常用トイレ組み立ての最終工程です。(YouTube動画です。)

3)その後、非常用トイレに実物の凝固剤の投入をしてその働きを確認したり、公民館から貸し出しされた簡易ベッドの組み立てなどを行いました。

4)最後に炊き出し訓練で作ったアルファ米などを全員に配布して、防災訓練を終了しました。

北越谷一丁目自治会では、防災訓練は、住民の意識を向上させ訓練で身につけた知識や技能を実践することで、自らの安全確保に役立つだけでなく、地域の連帯感を強化し住民同士の信頼関係や協力体制を築いていくことに貢献すると考えています。

防災訓練を繰り返し行うことで、災害時に必要な行動が住民の習慣化されることによって、避難経路や避難所への移動方法、非常用備品の使用方法などが訓練を通じて身につき、災害時に迅速かつ正確な行動が可能となります。これらが被害の軽減と復旧の促進につながることになります。

今後も、北越谷一丁目自治会では、防災に関する活動を重要活動項目としてとらえ定期的に実施してまいりますので、多くの皆さんの参加をお願いいたします。